源暎フォント置き場
御琥祢屋/おこねや

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絵を描いてみたり、MMDでらぶ式ちびミクを愛でてみたり、MMEのエフェクトを書いてみたり。フォント改変にも手を出した。


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製作経緯

 タイプラボさんの仮名フォント「えれがんと」と一緒に使える欧文フォントが欲しかった。


 上の1文以下でも以上でもないのですが、タイプラボさんが製作し頒布されている仮名書体に「えれがんと」という可愛らしく素敵なフォントがあります。
 しかし当然ながら仮名書体にはひらがなとカタカナ、そして一部記号のみ含まれているため、漢字やアルファベット・数字を使いたい場合はウェイトが近い明朝体やローマン セリフ体と混植する必要があります。

 一般的な日本語文章では仮名が大半を占めるため、途中に多少混ざるカタチの漢字や英数字に一般的な明朝体を混植しても違和感は強くありません。
 しかし、漢文や欧文など文章になってしまうと流石に統一感は下がってしまうため、今回は「えれがんと W9」に合わせても違和感が弱い欧文フォントを作ってみました。

 ※「ロマンのーと」の部分が えれがんと W9 です。漢字にはヒラギノ明朝 W8 を 92% に縮小して使用しています。

特徴

  • フォント名について

     このフォントには源ノ角ゴシック由来のグリフなどは一切含まれておりませんが、仮称として使っていた「ロマンのーと」に「源暎」を付けた「源暎ロマンのーと」をフォント名としました。
     一応は日本語フォント名を付けてますが一般的なフォント選択画面では認識してくれず、英語フォント名である「GenEi Roman Notes」で表示されますのでご注意ください。
     ウェイト表記は えれがんと に揃えて W9 ですが、Windows の古い仕様と互換性を取るために Bold 扱いになることもあります。

  • デザインについて

     骨格のベースは Bodoni や Century など明朝体の従属欧文として見慣れた書体を参考にしました。そのために一般的な明朝体フォントと混植しても違和感は少なくなっていると思います。

     デザインの特徴はワンポイント的なケルン ● です。(Iを除く)アルファベットの中に1~2個の●をアクセントとして含めるコトで楽しい雰囲気を醸し出します。

     欧文用の基本的な記号も収録していますが、括弧などの高さや位置は日本語向けとしてエックスハイトやディセンダを考慮せず、キャップハイトに合わせてデザインしております。

  • 組版機能について

     OpenType フォントとしてペアカーニング情報とリガチャ(合字)情報を持っています。
     上記情報を適用しない素組の状態でも違和感なく使えるように作ったつもりですが、Adobe 製品など対応アプリケーションでは適用することを強く推奨します。


    ・ リガチャ(合字) …… 特定の文字の組み合わせ時に専用グリフに置き換える機能。上図の例だと「Th」間の空間が広く見えるので1字にくっ付けることで空間を調整したり、「fl」では●が重なってしまうので l 側の●を取ることで調整してあります。

    ・ ペアカーニング …… 特定の文字の組み合わせ時に字間を調整する機能。上図の例だと「AWA」等は字形的に字間が広く見えてしまうので詰めることで、「file」は il の間を基準に fi と le の間を詰めることで、T の下に y を潜り込ませることで、1単語としてまとまって見せることで読みやすくします。

  • 収録文字について

     一般的に基本ラテン文字集合などと呼ばれる 215 文字+αをサポートしています。

     全角英数字や一部の全角記号としてプロポーショナル字形を全角幅に変更したものを収録していますが、オマケレベルなので組版機能などは一切サポートしておりません。

フォント混植例

混植する仮名はタイプラボで販売中の「えれがんと W9」製品版を想定していますが、下図のようにフォントワークスの「マティスえれがんと B」でも混植できます。



欧文:GenEi Roman Notes W9 / 漢字&仮名:マティスえれがんと B (サイズ 105%、4.8% 均等字詰め)

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