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　「源暎モノゴ/モノコード」は源暎エムゴのフトコロが広く、直線となだらかな曲線が共存するフラットなデザインの仮名に、日本語の漢字や半角英数などを網羅した源ノ角ゴシックベースに日本語等幅フォントとして構成したフォントです。


　「源暎エムゴ」はテキストエディターなど画面でのテキスト編集など横組み向けをターゲットに製作された本文用ゴシック体です。ソースコード表示にも向くように誤読しにくい英数字に調整しております。
組み立てるにあたって自家製フォント工房さんの「源真ゴシック等幅」をお借りしており、他の源暎フォント同様に同人活動や商業利用など制限なく自由に利用することができます。

• 源ノ角ゴシックベースの半角アルファベット
  

  　源ノ角ゴシックに用意された半角アルファベットをベースに、隅取りを埋めるなど画面表示に向いた造形に変更しています。
  読み間違えやすい似た文字や記号などを区別しやすいように作ってあるため、ソースコードの表示にも使用する事ができます。源暎モノコードは数字の 0 に斜線が入っているので大文字 O との区別がつくようになっています。

• 源暎エムゴの全角仮名や数字
  

  　源暎エムゴのフトコロの広い仮名は、小さな文字サイズでも十分な可読性を備えています。
  オープンソースフォントの等幅フォントには IPAゴシック、M+ Fonts、源ノ角ゴシックなどが使われてきましたが、それらとは違った方向性の仮名となっており選ぶ楽しさが増えました。
  通常用途を想定しているので濁点や半濁点の巨大化や、－や一などの区別などの変更などは行っていません。改変や別の英数フォントとの組み合わせはお任せします。

• 源ノ角ゴシックベースの漢字
  

  　源暎エムゴでは仮名と漢字の雰囲気を合わせるためにモダンゴシック体である M+ 1p の漢字をお借りしていました。しかし源暎モノゴの想定用途では漢字のフトコロの広さよりも全体的なバランス、そして漢字の文字数が優先されると判断したため、源ノ角ゴシックの漢字をお借りしています。

• RegularとBoldウェイト
  

  　源暎モノゴ/源暎モノコードでは本文向けかつテキストエディターなどでの利用を想定しているため、ウェイトはRegularとBoldウェイトの2ウェイトのみ用意しています。そのため古い Windows GDI アプリなどで太字設定を行えば疑似的な太字化ではなく、ちゃんと Bold ウェイトで表示することが可能となっています。斜体は用意していないため、アプリ側によって疑似的な斜体表示がされます。

• TrueType ヒンティング
  

  　小さな文字サイズでも半角英数字などがくっきりと表示されるように U+0021 ～ U+2426 に対してのみ ttfautohint による自動ヒントを付与しています。これによって自動ヒントで汚くなりやすい仮名が滑らかに表示され、大量の漢字のヒンティング情報によるフォントサイズの肥大化を回避(約4割減)しています。

  
  

• 名称：源暎モノゴ・源暎モノコード
  
• ファイル名：GenEiMono[Gothic|Code]-[Regular|Bold].ttf
  
• 公開年月日：2021年 01月 21日（Ver 1.0）
  
• 対応グリフ：漢字 約 14,000 文字を含む、約 19,200 グリフ
  
• 制作ツール：FontForge 20170731 / FontLab 7 / fonttools / ttfautohint / 自作ツール
  
• お借りしたオープンソースフォント：源真ゴシック等幅、Hind 等