源暎ゴシック H-KL について
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源暎ゴシック Heavy の仮名を同じ太さのまま 5%~7% ほど拡大し、源暎アンチック同様に漫画向け記号を上書きしたフォントです。
「H-KL」は Heavy Kana Large の略で大かな版という意味になります。
源ノ角ゴシックは本文向け書体として読みやすいように漢字よりも仮名が一回り小さく作られています。
これは長文で使用するには良い特徴・仕様ですが、漫画セリフやテロップ等の短文に使うにはインパクトが弱い・大人しく見えるという欠点にもなります。
そのため選択肢として仮名を漢字と同じようなサイズになるように拡大することで、源暎ゴシック Heavy よりも目立つ強調として使うことが出来ます。

率直に言うと商業漫画で使われるゴナ E や新ゴ B の変わりとして使える特太サンセリフ角ゴシック体を用意したかった。
漫画でよく使われる「!!」「!?」などの組み合わせは画像編集ソフト側で縦中横機能を使うと表現可能ですが、縦書きでバランス良くなるように作られているわけではありません。
それにソフトに縦中横機能がない場合には面倒なことになるので専用グリフとして用意してあります。
そして「!」や「!!」などの斜体も漫画のセリフでよく使われますが、一般的な平行四辺形に傾ける斜体ではなく、中心を軸に回転させるタイプが一般的です。
これをソフトの機能で再現しようとすると非常に面倒なので正体同様に専用グリフと用意してあります。

他にも漫画でよくある「〰」(WAVY DASH)を漫画で一般的な形かつ自然に使えるようにセンターラインから波線が始まるカタチで作成しています。
そしてもっと間延びした波線表現を行えるように一般的に使われる「~」(WAVE DASH)も並べると繋がるカタチで作成しています。