o_Diffusion
改変版ディフュージョンフィルタ(o_Diffusion)について
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13813270
使い方
MME が動作している MMD に使いたいエフェクトのアクセサリファイル(o_Diffusion.x など)を読み込ませてください。
このエフェクトはポストエフェクトなので読み込んだ時点で、画面全体に対して効果が表れます。
自分のエフェクトに限りませんがポストエフェクトを読み込んだだけの初期状態では強めに効果が掛かります。
そのため「アクセサリ操作」の Tr(不透明度)を小さくすることでエフェクトの調整を行うようにしてください。
0.5~0.75 あたりの仄かに掛かっている感じがオススメです。
ディフュージョンフィルタについて
元々は撮影カメラのレンズに装着するフィルターで、光源や反射光などの明るい部分を拡散することで光を柔らかく・大きく撮影するために使われます。
最近ではデジタル化・高解像度化したアニメなどでクッキリした線画や色の境目を柔らかくボカすためか、画面効果として使われることがあるようです。
o_Diffusion の実装について
このエフェクトはそぼろさんが作成され公開している Diffusion フィルタを改造したエフェクトになります。
アルゴリズムは sayappa さんの「ディフュージョン:補足」をそのままポストエフェクトとして実装したものになります。
ベースとなったそぼろさんのバージョンも同じアルゴリズムを参考にされているそうですが、レイヤー合成の計算式の違いで効果が違う結果になっています。
そぼろさんの Diffusion.fx 先頭部分の MIX_TYPE を 0 に、BCOMP_TYPE を 3 にすると o_Diffusion 同様の処理になります。
似た系統のフィルタと o_Diffusion フィルタの違い
- ブラーフィルタが画面全体をボカすのに対して、明るい部分のみボカします
† エフェクトは判りやすくする為にかなり強めに掛けています
‡ 図中のソフトフィルタは説明のためにでっち上げたもの
- グローフィルタは明るい部分を光らせるのに対して、明るい部分の光を拡散させます
† エフェクトはかなり強めに掛けていますが、いまいち判り難いかもしれません
‡ グローフィルタにはくるりんぽんさん作成の「LightBloom」を使用しています
- 改変版である o_Diffusion は明るい部分が更に明るくなりボケるが、そぼろさんの Diffusion7 はそれに加えて暗い部分がさらに暗くなりボケます
† エフェクトは判りやすくする為にかなり強めに掛けています
‡ 袖やスカート部分が Diffusion7 だとより暗く、柔らかくなっています
元々はそぼろさんが配布していた Diffusion と自分が欲しかった効果が違ったことから改変したバージョンだったのですが、したらば掲示板の MikuMikuDance 板のMikuMikuEffect スレにてそぼろさんから再配布許可を頂けたので公開出来ました。
そぼろさんのバージョンじゃないと出来ない演出、逆に自分の改変版だから出来る演出等もあると思います。上手く使い分け、組み合わせをしてご利用頂ければ幸いです。