エフェクトの種類
エフェクトの種類
同じエフェクトファイルでも、用途によって大きく3種類のタイプに分かれます。
種類の名前などは明確に定義されているわけではありません。あくまでもおたもん流としてご理解してください。
1. シェーディングエフェクト(シェーダ系エフェクト)
- 例)Serious Shader、Figure Shader、ToonDX Shader など
- モデルやステージ、アクセサリなどのオブジェクトを MMD の代わりに描画(レンダリング)するエフェクト。
一般的にモデルなどの質感を変えるために使用されます。
基本的にエフェクトを使うためのオブジェクトファイルは同梱されません。
2. オブジェクトエフェクト(パーティクル系エフェクト)
- 例)Particle Effect、Beam Effect、TexSnow Effect など
- MMD だけでは表現できないオブジェクトを描画するエフェクト。炎や雪、火花などのパーティクル系エフェクトなどがこのタイプになります。
基本的に使用するための専用オブジェクトファイルが同梱されています。
3. ポストエフェクト(フィルター系エフェクト)
- 例)Diffusion Filter、Tonemap Filter、Vignette Filter など
- MME を含む MMD が出力した 2D 画像に対して効果を与えるエフェクト。色調補正や画像を加工するタイプで画像編集ソフトでフィルタと呼ばれる機能に相当する。
基本的に使用するための専用オブジェクトファイルが同梱されています。
その他、複合系エフェクト
- SSAO、WorkingFloor、DoF、postKeying など
- 複雑になると上記3タイプのなかの1つだけではなく、複数パターンを組み合わせることでエフェクトを形作っているものも多い。
このタイプに多いのがエフェクト割当ウインドウに「~~~RT」(RT=レンダリングターゲット)というタブを追加するエフェクト。
大枠的にはポストエフェクトだけど、MMD の出力だけでは情報が足りないので RT で奥行きなどを追加計算するためにシェーディングエフェクトを使うタイプが代表的かもです。
初心者的にはそんなものもあるんだ程度の認識で良いと思います。
基本的に使用するための専用オブジェクトファイルが同梱されています。
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